Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
岩本 昭; Mller, P.*
Nuclear Physics A, 605, p.334 - 358, 1996/00
被引用回数:17 パーセンタイル:67.27(Physics, Nuclear)球型入射核と変形標的核とのサブバリアー核融合を計算した。クーロン及び核力からのポテンシャルは正確に計算し、最終的には1つの任意パラメターによる計算である。基底状態の変形は計算値を用いて、断面積はWKB法と断熱近似を用いた。精密な実験データのある幾つかの反応については、障壁の分布を計算し実験との良い一致を得た。
岩本 昭; 冨田 芳明
Progress of Theoretical Physics, 87(5), p.1171 - 1184, 1992/05
多次元の障壁透過問題を半古典的に扱うと、作用積分の極少化の問題に帰着する。数値的にこれを行う方法も開発されてきたが、必ずしも容易ではない。これを近似的に行う手法としての断熱近似を以前に提案したが、この近似法の数学的な構造及びその有効性をこの論文で議論する。内容的には、この近似法が特別な性質をもった座標変換と密接な関連をもつことを示し、さらにポテンシャルと質量テンソルの性質が良い場合には作用積分極少化の方法の良い近似になることを示す。
岩本 昭
New Trends in Nuclear Collective Dynamics, p.125 - 141, 1991/00
多次元空間でのトンネル効果を計算する基礎となる理論的手法を論じる。作用積分を極小化する径路の決定に関する新研究が最初に示される。次に断熱近似の定義及びその有効性が議論される。核分裂の寿命計算の応用例が示され、さらに今後に残されている理論的課題が最後に論じられる。